ワンルームマンション(おおむね30平方メートル以下)とファミリータイプマンション(おおむね50平方メートル超)の中間に位置する30~50平方メートル程度のマンション。
世帯人数の減少に対応し、一人世帯、DINKS、子供を独立させたシニア夫婦世帯の需要に対応し、2010年代後半以降、供給が増加傾向にあると見られる。価格に比して立地が良く、最近の建築であるため、セキュリティや宅配ボックスなどの共用部の利便性も優れている。需要が増加傾向にあることから、賃貸や売却等の資産活用上のメリットも着目されている。
2021年の税制改正により、それまで50平方メートル以上であった住宅ローン控除対象の最小面積が40平方メートル以上に引き下げられたことも追い風となっている。