不動産用語集 - 不動産業務に役立つ基礎知識
建築・住宅用語

重量床衝撃音

読み: じゅうりょうゆかしょうげきおん

住宅などの建築物における騒音のうち、ある程度重量のあるものが衝突、移動、落下などしたときに、床の震動により、階下等に伝わる音。子供が走り回る、洗濯機などが振動するなど、共同住宅の階下の居住者にとって、「ズシン」「ドンドン」という重い衝撃音として感じられることが多く、話し声などの主に空気の震動により伝わる音に比べ、衝撃や振動が実感され、強い不快感につながる場合がある。

住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示制度においては、「音環境」について、「重量床衝撃音対策」の項目が設けられており、床の厚さを増加させる、床を重くする、床の仕上げ材の材質を選択するなどの対策が推奨されているが、一方で、そもそも性能評価が複雑・困難であることや、完成後の性能や階下の居住者の実感などが確定的に予測できないなどの理由から、任意の「選択項目」とされており、より確実に性能評価がなされるよう検討が進められている。