不動産用語集 - 不動産業務に役立つ基礎知識
建築・住宅用語

石油給湯器

読み: せきゆきゅうとうき

湯を沸かして供給する器具(給湯器、ボイラー)のうち石油(灯油)を燃料とするものをいう。

給湯器の熱源には、石油のほか、ガス、電力、太陽光などがある。このなかで石油給湯器は、大容量の供給に適するとされる一方、燃料タンクが必要なほか、燃焼制御の方法が複雑とされている。また、給湯コストが石油価格に大きく左右される。

給湯器は、調理、浴槽、暖房など湯の用途によって必要とする湯温や湯量が異なるから、熱源はそれに適したものを選択しなければならない。また、機種の選択に当たっては、用途やコストのほか、メンテナンスの容易さ、設置スペースなども勘案する必要がある。