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最終更新日:2024/3/25

柾目

まさめ

並行した縦縞模様の木目。樹木の中心を通る切断面に現れる。綺麗でシンプルな模様であることから、和室の天井など内装に使われることが多い。

柾目の木材は、乾燥による板面の収縮差が小さく、変形もしにくいとされるが、製材におけるロスが多くなる。

なお、柾目に対して、山形や波形の模様の木目を「板目」と言う。

-- 本文のリンク用語の解説 --

木目

木材の表面に現れる模様。主に樹木の年輪によって形作られる。 木目は、製材における切断の位置・方向によって現れ方が異なる。また、樹木細胞の配列状態(木理)における、疎密、均一さ、ねじれ、瘤、節などは、木目のバリエーションを形作る。木目は大きく、平行縦縞模様の「柾目」と、山形・波形模様の「板目」に分けられる。また、特に装飾性の高い木目を「杢(もく)」と言う。

和室

畳、障子、欄間など、日本の伝統的な設備によって構成された部屋。「日本間」ともいう。和室の規範は書院造りの主室とされ、床の間、違い棚などが設置されている。だが、これらを備えていない部屋であっても和室であることに変わりはない。 和室は、一般に、木造軸組工法で建築された家屋のなかに設けられる。しかし、建築工法にかかわらず、内装の様式として設置される場合も多い。

板目

山形や波形の模様を呈する木目。樹木の年輪に対して接線の方向に切断した断面に現れる。木材の一般的な木目は、板目である。 板目の木材は、製材効率が高く、板幅の広いものを切り出すことができる。ただし、乾燥するとき表裏に収縮の差が出やすく、反りなどが生じやすいとされる。また、節を伴うこともある。 なお、板目に対して、並行した縦縞模様の木目を「柾目」と言う。