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最終更新日:2024/3/21

ルーフドレイン

るーふどれいん

ベランダ陸屋根から雨水を排出するための器具。金属製で、排水口と排水管(雨樋)の接合部に設置し、水づまりや漏水を防止する。英語のroof drain。

雨水の排出のほか、屋上庭園の灌水などを排出するためにも用いられる。

-- 本文のリンク用語の解説 --

ベランダ

建物の壁面から突き出した床の部分。英語のveranda。通常、屋根がついている。和室の「縁側」もほぼ同義である。 マンションの場合、共用部分とみなされるので、各住戸の専有面積に算入されない。またマンションの各住戸の所有者は、ベランダに物を置いて火災時の避難に支障をきたしてはならないとされている。 なお、建築基準において、ベランダの外端からの距離が1mを超える内側部分は、建築面積に算入される。    

陸屋根

屋根形式の一つで、勾配が水平または水平に近いかたちのもの。

陸屋根

水平な屋根のこと。
屋根面(屋上面)の全体に防水加工を施し、雨水がルーフドレン(屋上排水口)へと流れ込むよう小さな勾配を付けて、雨水の排水を確保したものである。
防水加工としてはアスファルト防水、シート防水などが用いられる。

また、屋根(屋上)を取り囲むように低い壁(パラペット)を設けて、防水層の内側に雨水が浸入することを防いでいる。

こうした陸屋根は、鉄骨コンクリート構造・鉄骨鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造の建物で多く見られる。

雨どい

屋根面を流れる雨水を地上や下水に導くための溝形や管状の部材のこと。 いわば雨の道で、横方向に流す軒樋(のきどい)、谷樋(たにどい)、縦方向に導くための竪樋(たてどい)、横樋(よこどい)と竪樋をつなぐ呼樋(よびどい)(形状が似ているので鮟鱇=あんこう、ともいう)などがある。 ちなみに、ボーリング競技でいう「ガータ」は、英語で雨どいのこと。