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最終更新日:2024/3/21

水屋

みずや

家屋において、水を扱うための用具を備え置く場所や設備。例えば、茶器や食器を収納する棚を備えた箪笥(茶箪笥)の別称として使われる。

また、社寺境内において、手や口を清め濯ぐための水鉢を備えた場所、茶室に隣接し、茶事の準備・片付けや茶道具を収納する場所を指す用語でもある。

あるいは、洪水の際に避難するため、土盛りの上に建てられた小屋を言う場合もある。

-- 本文のリンク用語の解説 --

茶室

茶の湯のために造られた建物又は部屋。

一般に、床の間と炉を備え、畳が敷き詰められている。また、にじり口、下地窓などのような独特の造作が施される場合が多い。 茶の湯が洗練されていく過程で、書院造りが茶の湯の精神と調和するよう改変され、生まれた様式であると考えられている。

収納

使用していないものを一定の場所に整理して納めること。収納するものは、衣類、器具・道具、貯蔵品、書籍など多種多様である。収納に当たっては、収納品を用途、大きさなどに応じて分類整理し、必要なときに円滑に使用できるように納める必要がある。 収納のために利用されるのは、タンス・戸棚・整理棚・下駄箱等の家具類、衣装ケース・小物入れ・道具箱等の箱類、クローゼット・物置・押入れ・収蔵庫等のスペースである。 収納スペースの配置は建築設計において配慮すべきことのひとつである。また、収納スペースの配置や収納具のデザインは、内装(インテリアデザイン)の重要な要素である。