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最終更新日:2021/11/26

ゼネコン

ぜねんこん

建設工事の全体を請負施工する企業。英語のgeneral contractor(ゼネラルコントラクター)。「総合建設業」も同じ意味である。

ゼネコンは、工事発注者から直接に工事を受注し、完成した建造物を引き渡す責任を負う。施工に当たっては、一般に、各種の専門工事業者が下請負で作業する。この場合、ゼネコン(元請負業者)は工事の管理・監督機能を担い、専門工事業者(下請負業者)は直接に施工する機能を担うとされる。

ゼネコンは、建設業法に基づき、「特定建設業」として営業許可を得なければならず、許可が必要な工事の種類は「土木一式工事」または「建築一式工事」である。また、一括下請負は禁止され、元請人としての責務を果たさなければならない。

-- 本文のリンク用語の解説 --

建設業法

建設業に関する基本的な法律で、1949年に公布・施行された。

この法律には、建設業を営むうえで守らなければならない諸規定が定められており、それによって、建設工事の適正な施工の確保、発注者の保護、建設業の健全な発達の促進を図ることとされている。

建設業法に規定されている主な制度としては、 1.建設業の営業許可制度
2.建設工事の請負契約に関する、契約内容の義務化、一括下請負の禁止等
3.主任技術者および監理技術者の設置等による施行技術の確保
4.建設業者の経営に関する事項の審査 などがある。