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最終更新日:2020/8/24

建具

たてぐ

部屋の仕切りとして取り付けられた開閉式の設備。引き戸、障子、などはすべて建具である。

取り外すことができ、それによって複数の部屋を一つの空間として利用できる。

-- 本文のリンク用語の解説 --

引き戸

戸板を溝やレールで導き、横に滑せて開閉する戸。開閉の方式には、一枚の戸板を滑らす「片引き」、二枚の戸板を一筋の溝・レールによって滑らす「両引き」、二筋以上の溝・レールでそれぞれ戸板を滑らす「引き違い」などがある。

木の骨組みの表裏に紙や布を張った引き戸で、和室の間仕切りとして使われる建具の一つである。通常、骨組みの枠となる縁と開け閉めのための引手が付けられている。「襖障子」「唐紙」も同じ意味である。 表面に文様や図案を描いて、部屋を装飾する役割も担っている。たとえば、襖絵はその一例である。