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最終更新日:2023/9/29

UHFアンテナ

ゆーえいちえふあんてな

UHF(極超短波、Ultra High Frequency)を受信するためのアンテナ。UHFは周波数300MHz〜3GHzまでの電波で、地デジ放送、携帯電話、無線LANなどの通信に使用されているが、テレビ放送に使用されているのは470〜710MHzの帯域である。

地デジ放送を受信するために必須の装置である。その種類には、八木式アンテナ、平面アンテナ、室内アンテナがある。

設置するときには、受信電波の電界振動方向(偏波面)とアンテナの感度(動作利得)を確認しなければならない。

-- 本文のリンク用語の解説 --

LAN

狭い範囲で構築されたデータ通信ネットワーク。英語のLocal Area Networkの略語で、和訳は「構内通信網」である。その構築範囲は、建物内、敷地内、限定された組織内などであって、通信事業者を介さずにデータを交換することができる。

LANの方式には、有線と無線とがある。無線によるLANは、赤外線や電波によって通信する方式で、「無線LAN(wireless local area network)」と言われる。

なお、Wi-Fi(Wireless Fidelity)は、無線LANの世界規格であって、住宅内など狭い範囲で使われるほか、同一規格のLANを各地に多数構築することによって、その利用者は、互換性のある任意のLANからインターネットを介して広域に通信することができる。「Wi-Fiスポット」とは、そのようなWi-Fi規格のLANに接続できる場所である。

一方、広域のデータ通信ネットワークは通信事業者の回線を利用して構築され、Wide Area Network(WAN、広域通信網)と言われる。たとえば、インターネットはWANを利用したデータ交換システムである。
-- 関連用語 --
パラボラアンテナ

衛星からさまざまな情報を受信するためのお椀型のアンテナのこと。一般的には、衛星放送受信用のアンテナ(BSアンテナ)のことを指す。 最近のマンションでは、各住戸でそれぞれ設置する必要がないよう、あらかじめ共用のパラボラアンテナを設置し、各住戸への配線によって衛星放送が見られるようにしたものも多い。

パラボラとは放物線のことで、アンテナの内部が放物線の用に半円を描いているところから、この名前がついた。放物線の焦点は光が集まる点としての性質を持っており、この原理を生かし、アンテナに届いた電波は、中央部に設置された受信機に集められる。

パラボラアンテナは電波指向性が高いため、アンテナを電波のくる方向へある程度正確に向ける必要がある。