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最終更新日:2017/11/20

PML

ぴー・えむ・える

Probable Maximum Lossの略で、一定期間に想定される地震により建物が被る最大損失率のこと。

想定される最大規模の地震により、建物がどの程度の被害を受けるかを、当該建物の再調達原価に対する比率(%)で表す。

想定される地震の規模については、通常50年に10%以上の確率で発生しうる最大の地震動(約475年に1回の大地震)を対象とする。

不動産証券化では、デューデリジェンスの項目の一つである建物状況調査で使われることが多い。

また、建物への地震保険の付保の基準に利用される場合もある。一般に、躯体だけではなく建築設備の被害も含む。