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木造ビル

もくぞうびる

木材を構造材として用いた中高層建築。中高層建築の大部分は、鉄⾻造や鉄筋コンクリート造であるが、木造技術の開発・進展によって、構造材に木材を用いる中高層建築が広がりつつある

木造ビルの工法は、伝統的な木造軸組工法ではなく、マスティンバー(体積が大きな木質集成材)を用いる工法、木質パネルや集成材複合部材を用いる工法、木質集成材を軸材に用いる工法(集成材ブレース構造)などが採用されている。

木造ビルの普及に当たっては、耐久性、耐震性、耐火性、衝撃音遮断性能等が課題とされ、技術開発が進められている。また、建築基準において、CLTを用いた建築物の一般的な設計法等が定められるなど、制度的な制約が緩和されつつある。

株式会社不動産流通研究所 編
不動産用語集「R.E.words」 より

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