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最終更新日:2017/12/8

排出抑制等指針(温室効果ガスの〜)

はいしゅつよくせいとうししん(おんしつこうかがすの〜)

事業者に課せられた温室効果ガスの排出を抑制する等の努力義務を果たす上での指針をいう。

京都議定書を達成するために制定された地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、2008(平成20)年12月に公表された。

排出抑制等指針は、次の事項について定めている。

1.事業活動に伴う排出抑制等
排出量、設備の設置・運転等の情況把握などの効果的な実施に係る取り組みおよびエネルギー消費効率の高い熱源機への更新などの排出の抑制等に係る措置

2.日常生活における排出抑制への寄与に係る措置
エネルギー消費効率が高い製品等の製造など

この指針は、マンションやビルの賃貸事業や事業の用に供する店舗、事務所等に対しても適用される。

-- 本文のリンク用語の解説 --

温室効果ガス

人為的に排出され、地球温暖化の原因となると考えられている化学物質をいう。

京都議定書で排出量の削減対象として指定されているのは、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCS)、パーフルオロカーボン類(PFCS)、六フッ化硫黄(SF6)の6種類である(HFCS、PFCS、SF6を合わせてフッ素ガス類という)。

温室効果ガス排出の削減に当たって削減量を評価するときには、これら6種類のガスを、100年間にわたる温室効果の強さに応じて二酸化炭素に換算する。
その換算値(地球温暖化係数)は、二酸化炭素=1、メタン=25、亜酸化窒素=298、ハイドロフルオロカーボン類=124〜1万4,800、パーフルオロカーボン類=7,390〜1万2,200、六フッ化硫黄=2万2,800である。

換算評価すると、6種類の温室効果ガスの中で地球温暖化に対する寄与が最も大きいのは二酸化炭素である。
排出量のシェアは、二酸化炭素76.7%(うち56.6%分は化石燃料からの排出)、メタン14.3%、亜酸化窒素7.9%、フッ素ガス類1.1%である(2004年、IPCCによる)。

なお、気候に対する人為的な影響は、温室効果ガスの排出だけでなく、エアロゾル(粉じん)の排出や森林伐採などによっても生じる。