アダム様式
あだむようしき18世紀後半にイギリスで流行した建築や家具、調度品の様式。主に建築家ロバート・アダムとその兄弟らが、イギリスの伝統的な様式に古代ギリシャ、ローマの古典的な様式などを取り入れて生み出したものであり、貴族出資の上流階級や、産業革命により台頭した富裕層の間で流行した。軽快・優美・シンプルで洗練された様式といわれる。
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関連用語
ロマネスク様式
10世紀末から12世紀にかけてヨーロッパで教会堂などに用いられた建築や美術などの様式。「ローマ風」をあらわし、石造りの厚い壁や小さな窓、窓の上部の半円アーチなどが特徴。 代表的な例はイギリスのカンタベリー大聖堂、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂などである。
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