不動産用語集 - 不動産業務に役立つ基礎知識
不動産実務用語

ステータス管理

読み: すてーたすかんり

取引などの進行状態を記録し、必要に応じて共有すること。一般的な用語であるが、不動産取引においては、レインズに登録された物件の状態を公開することをいう。

レインズのステータス管理は、物件の囲い込みを防止するなどのため、2017年1月に開始された。そこでは、専属専任媒介契約または専任媒介契約によって登録された売り物件について、その状態を、「公開中」「書面による購入申込みあり」「売主都合で一時紹介停止中」に分けて表示することとされている。

「公開中」は原則として買主の紹介を拒否しない、「書面による購入申込みあり」は文書(電子メール等も可)による買い受けの申込みが必要、「売主都合で一時紹介停止中」は売主の意向によって紹介を受け付けない、という状態を示している。

なお、ステータスの変遷(ステータス履歴)を公開するかどうかは、各不動産流通機構の判断に委ねることとなっている。