不動産用語集 - 不動産業務に役立つ基礎知識
不動産実務用語

底地(底付き、底なし)

読み: そこち(そこつき、そこなし)

借地権等の地上権が設定されている土地をいう。

そのような土地の所有権底地権と呼ぶ。

底地の価格は、更地価格と地上権の価格との差であるが、理論上は、地代純収益を資本還元した価額が底地価格と等しくなる。更地価格に占める底地価格の割合は、土地の用途や地区の環境等によって異なるが、一般に、商業地よりも住宅地のほうが高いとされている。

また、借地権等の譲渡の際に、底地権を合わせて譲渡することを「底付き」、借地権等のみを譲渡することを「底なし」と呼ぶ。